コロナ禍の不況によって、失業保険受給中の人もとても多い最近、
ハローワークで失業の認定を受け、失業保険を受給するには通常、認定日と認定日の間の期間に原則として2回以上の求職活動実績が必要ですよね。
求職活動実績とは(受給資格者のしおりより抜粋)
①求人への応募
②公共職業安定所(地域職業相談室、マザーズハローワーク、ハローワークプラザ、早期就職支援コーナー等が実施する以下のもの。
(1)求職申込、職業相談、職業紹介など
(2)初回講習、就職支援セミナー、求人説明会、管理選考等
③許可・届出のある民間機関(民間職業紹介機関・労働者派遣機関)が実施する以下のもの。
(1)求職申込、職業相談、職業紹介など
(2)求職活動方法などを指導するセミナー等
④公共機関等(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構、地方自治体、求人情報提供会社、新聞社等も含む)が実施する以下のもの。
(1)公共機関などが行うキャリアアップ・ガイダンスへの参加、キャリア・コンサルティングでの相談
(2)職業相談
(3)個別相談ができる企業説明会
(4)離職前の事業主が再就職援助として行う職業相談、職業紹介など。
⑤再就職に資する各種国家試験、検定などの資格試験の受験
そもそも失業保険は「働く意思はあるのに未だ職につけていない人」が貰う給付金です。
ですから、就職活動をせずに家でのんびりしていたり、遊んでいてはもらえません。
ところが、じっくり一社ずつ検討して職探ししたい人にとっては悩みのタネですよね。
実績作りのためにやみくもに応募するのも本末転倒な気がしてしまいます。
かといって嘘の申告は、不正受給になるので絶対NGです。
今はコロナ禍で就職難が続き、求職活動実績を2つなんてあっという間に出来てしまい焦ってばかりの私ですが、
上記のようにじっくり探したい方は以下の方法で求職活動実績が作れます。
それは、
1.派遣会社へお仕事のエントリーをするだけ
派遣会社で働いたことがある方なら、エントリーして落ちると求職活動実績となります。そのまま採用となればそれはそれでラッキーですしね。
おススメはリクルートスタッフィングとアデコです。
◎リクルートスタッフィングはお仕事へのエントリー後、翌営業日にエントリーの結果がマイページに表示されます。
「社内選考落ち」とあっさり表示されます。
◎アデコは同様にエントリーすると、2~3日以内にメールで合否の連絡が来ます。
「ご応募いただいたお仕事につきましては社内検討の結果、ご案内に至りませんでした」といった内容のメールがあっさり届きます。
でもまだアデコさんのほうが親切ですかね。
派遣のお仕事は倍率も高く・・
特に「紹介予定派遣」や「契約社員化、正社員化前提」のお仕事にエントリーすると
ほぼ100%不合格通知が届きます。
ネットで応募してネットで通知なので、簡単ではありますがとても切ないのは事実ですね。
2.リクナビネクストに登録、応募する
こちらも就活の定番のサイトですが質が高くいい求人が豊富です。
応募して選考結果が届く前であっても、「応募中、選考結果待ち」と記入すると求職活動実績となります。
ちなみに、
以下の場合は求職活動にならないので注意が必要です。
求職活動実績に該当しないものの例
①単なる求人検索機による求人情報の閲覧
②単なる新聞、インターネット等での求人情報の閲覧
③単なる知人への紹介依頼
④インターネット等による民間職業紹介機関、労働者派遣機関への単なる登録
ただ情報を見ただけであったり、登録しただけ、紹介して~と誰かへ依頼しただけ
といったことでは活動実績とはみなされません。
失業中で、お仕事を探されている方たち(私も含めて)が、一日でも早く、いい職場、いい仕事に出会えますように。