ピッコロの知恵袋

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派遣で働く50代子無し主婦のブログです。派遣辞めたい~~

プロデュースは自分で!ハンドメイドが売れなくて疲れた人たちへ。値段の決め方

ハンドメイド販売をしている作家さんたちに声を大にして伝えたいこと!

それは

ハンドメイド作品の適正価格を知っているのは作者であるあなたしかいません

ネットショップを無料で始める、大きく育つ穴場のカラミーショップ

 

★作品を作り出した当初からの過程、苦労、思いなどを知っているのは当然自分しかいません。

★初めの価格設定を安くしがちなのは皆がやってしまうことなので間違ってもいません。

★疑問が出た時に修正すればいいので問題ないんです。

★いくらに改定したらいいか、考えられるのは作家さん本人だけ。

★他人に決めてもらうことではありません。

★作品を大事に愛し生み出した本人だからこそ、値段にも愛情と自信をもって改定しましょう。

値段を改定したいと思った今の自分は

最初のころの自分よりずっと作家さんとして販売者としても成長しているはずなので

作品のためにも自分で決めて送り出してあげましょう。

お客様の層は変わっていくもの

値段を上げたらそれまでのお客様が離れて行ってしまうのは当然なのでOK!

これまで買ってくださったお客様には感謝の気持ちを忘れずに、

かつ、これまでのお客様はあなたの作品が安いから買ってくれていただけとも言えるので、次は新しい値段で買ってくださるお客様を自信を持って待ちましょう。

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ハンドメイドって薄利小売になりがちですよね。

いい作品を丁寧に作れば作るほど悲しいかなその傾向は強くなってしまいます。

 

「素人の手作りだから」

「私が作ったものを買おうと思ってもらえるのかな」

そんな思いだけで値段を低く設定しがち。

なので、初めはとっても価格を低く設定して販売開始してしまいます。

 

そうするとちょっと売れたりします。

 

売れると嬉しくて頑張っちゃう。

はじめは嬉しい再販希望のお声

そのうち、売り切れたものを再販してほしいとリクエストが来たりします。

 

嬉しくて嬉しくて希望に応えるべく頑張って作って売る。

 

一人のお客さんにかかって時間もとられるので他の売り切れた作品の再販売もできない状態に陥り、

「当面の間、再販のリクエストはお受けできなくなりました申し訳ありません」とお知らせを出さざるをえなくなってしまったりします。

 

嬉しいことですがそれでも

急ぎませんので作ってください」「長く待っても大丈夫なのでお願いします

みたいなメッセージをいただいたりして

申し訳ないのと気持ちがありがたいのとで断れず 

ではお時間いただきますけどよろしければ・・・」みたいになりますよね。

結果、自分の作りたい作品や、次作に取り掛かれなくなります。

 

お客さんに作らされているような状態

そして場合によってはお客さんから

Aの作品にBの〇〇をつけたものを作ってもらえませんか?

みたいなカスタマイズ要望が来たりします。

 

で、できなくもないので

また要望にお応えすべく頑張って作ります。

 

そうこうしているうちに、お客さんからのオーダーに追われて

さらに自分の作りたい作品が作れなくなったり、

次作をどんどん作りたい案があるのに全然とりかかれなくなっていきます。

 

もちろん、値段は安いのでやってる分全然利益にもならない状態が続きます。

 

気づくと

いつの間にかお客さんに作品を作らされている感覚になってきたりします。

 

ここまでくると

作っても作っても売り上げたいしたことなくて、時間と労力ばかりが奪われていくことに疲れ切って

果たしてこの値段でやっていっていいんだろうか」と悩むようになります。

 

実際、この疑問を持ちだすということは、間違いなく価格設定が低いということです。

 

そんな悩んだ心の隙間にすっと入ってくるのが

売上上昇の方法教えます!

価格の決め方教えます!

あなたの売り方は間違っている!

稼ぐ方法教えます!

といったキャッチコピー。

それからいちいちググらないと意味がよくわからないカタカナを多用している人はおそらくあなたの目線に下がってくれない可能性もあります。

ハンドメイドしている真面目で、おとなしくて一生懸命な人たちは、こういう強めの言い切り型に弱いですが、ちょっと深呼吸して考えてみてほしいのです。

 

最近はなんちゃらプロデューサーとか

なんちゃらコンサルタントとか

なんちゃらトレーナーとか 

ハンドメイドにもそういったご指導系があるもようですが

今売れずに悩んでいる人たちが、そういったご指導にお金を使う前にできることがあります。

 

売っているものは時代に合っていますか?

昔のにおいが漂う古臭い刺繡とか、現代に受けない布地を使った作品などではないですか?

同じようなものがたくさん販売されていませんか?

一目見て、あなたの作品だとお客様がわかるようなインパクトはありますか?

オリジナル性はありますか?

例えば、市販のビーズを市販の型にレジンとともに流し込んだだけのアクセサリだったり、その辺の雑貨屋さんで安く売っている小物をくっつけただけのイヤリングなど、真似しようと思ったら誰でも作れるようなものに値段をつけて売ろうとしていませんか?。

販売する際の商品説明文に力を入れていますか?

ただ●●なリングです。とか〇〇のウサギです。とか簡単に形容しているだけの文章では売れません。作品の良さ、アピールしたいところをきちんと文章で丁寧に説明しないとお客様は興味をもちません。

 

売れない、人気が出ないという作品を他人お金を支払ってなんとか教えを乞おうとしても結果、作品や自分が変わらなければとても遠回りだと思います。

自分の作品を自分で見つめ直して、客観的にプロデュースする、それが一番の近道です。

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